小学4年生~小学6年生

高校受験の勉強は、小学4年生〜中学3年生の6年間で考える必要があります。中学の学習は、小学高学年で学ぶ内容が基礎になっているからです。そのため、この時期の勉強がとても重要です。

例えば算数で習う分数や小数の計算、割合、比、比例・反比例、単位あたりの量、速さ、平面図形や立体図形の性質、面積や体積の求め方などの理解が、数学の学習では必要となります。これらの定着が不十分だと、数学の勉強をスムーズに進めることができません。

また小学高学年の時期は、学習内容そのものだけでなく、学習に関わるその周辺の事柄についても目を向ける必要があります。

 

そのため、YouYouスクールでは、

・各教科の勉強の仕方

(算数、国語)

・ノートの書き方・利用の仕方

・暗記の仕方

・自宅学習の習慣

・生活習慣

などについても、ていねいに指導し、中学生になるための土台を固めていきます。You-Youスクールでは問題を勘で解くのではなく、必ず文章の中に証拠を見つけて線を引くように指導しています。

 

     国 語     

 

文章を何となく読むのではなく、文の組み立てや前後の文の論理関係を確認しながら読み取ることが大切です。そのときに大事になるのは、抽象=具体(イコールの関係)、因果関係、対立関係の3つの論理関係です。それらをていねいに学習し、筋道を立てた考え方を身につけていきます。

 一文の読解や二文の読解ができようになったら、段落のまとめ方を学習します。段落には形式段落と意味段落がありますが、その違いをていねいに学習します。

 意味段落に分けられたら、文章全体の要旨である筆者の伝えたいことをまとめられるようにします。

 

 

     算 数     

 

抽象的な思考力が必要な学習が増えてきます。抽象(化)とは、いくつかの物事に共通点を取り出すことを言います。思考するときに、具体と抽象へ行き来がスムーズにできるようになることが大切です。これは国語でも言えることです。抽象的な思考は急にできるようになるわけではありませんので、低学年の頃から少しずつ育てていく必要があります。

算数では、どのように考えたのかを先生に説明しなければなりません。なぜABで割ったのか?わり算して何が求められたのか?先生とのやりとりを通して、論理的に考える練習をしていきます。特に、単位量当たりの大きさ、比、割合、速さ、比例・反比例などは難しい内容ですので、ていねいに子どもの思考を深めていきます。

計算分野では、それぞれの計算のアルゴリズムを身につけて、速く正確に計算できるように、毎回授業で練習します。

また、途中式が書けない子が多くいます。=(イコール)でつないでいく途中式は、数量の論理関係を表す式ですので、書けるようにすることが大切です。中学生になると、途中式を書かなければならないので、しっかりと指導します。

 

 

     英 語     

 

10歳を過ぎてから新しい言語を学ぶには、文法の学習が必要です。文法を学ばずに、何となく会話の真似ごとをしても、英語は身につきません。小学校の英語の授業では英文法には触れないようですが、You-Youスクールでは、小学生のうちから英文法を学んでいきます。

英文の基本は主語と動詞です。まず、文の幹となる主語と動詞を意識できるようにしていきます。英文法を学ぶには、その土台となる日本語の文法の学習が欠かせません。そのためYouYouスクールでは、低学年のうちから国文法を学び、日本語の主語と述語(動詞)をしっかりと押さえていきます。

また、英単語の学習も大切です。小学校の英語の教科書には、約600700単語が出てきます。これはかなりの数です。小学生のうちは、単語は書けなくてもよいとされていますが、中学生になって慌てないようにするためにも、少しずつ練習する必要があります。重要度の高い200300語をスペリングできるように練習します。

 

 

どの教科も、高校受験に向けての基礎を学ぶ大事な時期ですので、中学の学習に繋がるように、ていねいに指導します。