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パラダイム転換
春期講習では、ほとんどの生徒がテスト形式のテキストを使用して勉強しています。
このテキストの特長は、自分の苦手なところを発見して、ピンポイントで対策をおこなえるところです。
基準以下の点数の場合は、対策プリントを学習することになっています。
ところが、中には嫌々取り組む生徒もいたので、その生徒にはこんな話をしました。
気持ちはわかるけど、よく考えてみてほしいんだ。
新しい学年に上がるこのタイミングで、自分の苦手なところが発見できたよね。
もし苦手なところを発見できずに、そのまま上の学年に進級していたらどうなったかな?
「今のうちに自分の苦手なところが発見できて良かった!」という風にプラスでとらえよう!
Aさんもスポーツやってるね。上達するにはたくさん練習する必要があるよね。
でも、その練習を嫌々やっていたらどうなるかな?
上達するかな?
勉強も同じで、嫌々やっても成果は出ないよね。
どうせやるならば、プラスの気持ちで取り組むことが大切なんだ。
小学生や中学生の多くは、勉強はできるようになりたいけれども、大変なことはしたくないという矛盾を抱えているものです。
スポーツをやっている生徒は、そのスポーツにからめて勉強の話をしてあげると、理解してくれることが多くなります。
生徒に気づきを与えて、生徒がこれまで持っていた考えや価値観をいかに変えることができるか。
それが、私たち指導者にとって大事なことだと考えています。
勉強で心を強くする
勉強は自己満足で良い
個別に最適化した学習を目指して
春期講習がはじまっています。
春期講習テキストでは、生徒一人ひとりの学力や学習状況に合わせてオリジナルテキストを作成しました。
このテキストの特長は次の通りです。
①この1年間、もしくは2年間の総復習ができる
②苦手なところ、弱点を発見できる
③見つかった弱点の対策がすぐにできる
苦手なところは一人ひとり違うので、それぞれの生徒に合ったテキストが必要になります。
このテキストの良いところは、学習を進めながら自分の苦手なところがわかり、尚且つ、その弱点対策をその場ですぐにできるところです。
塾用の講習テキストや本屋さんに売っている問題集では、そうした対応が充分にはできなかったので、心苦しく思っていました。
これで、講習でも一人ひとりに合った学習が進められるようになります。