毎日更新ブログ(平日)
「また」と「まだ」
お子さんに、こんな風に言ってませんか?
「またスマホばっかり見て!」
「まだ宿題やってないの⁉︎」
「また」も「まだ」もほとんどの場合、その後に続く内容は、子どもとっていい話ではありません。
「またこんな時間までゲームして!何時になったら寝るの!」
「まだテレビ見てるの⁉︎ 何時になったら宿題やるのよ!」
親御さんの気持ちもわからなくはありませんが、このような言い方をされると子どものやる気は、どんどんなくなってしまいます。
子どもはそんなことばかり言われると、「また」かと思うわけです。
「また」も「まだ」も、多くの親御さんが知らず知らずに、しかも結構な頻度で使っています。
お子さんはその度にやる気がくじかれていきます。
そこでお願いがあります。
お子さんに対して、普段からどんな言葉を口にしているのかを意識していただきたいのです。
意識するだけで、お子さんのやる気をくじく言葉はぐっと減ると思います。
「また」と「まだ」は、次のような言い方で使えるといいですね。
「また勉強してるの?たまには友だちと遊びに行ったら?」
「まだ勉強してるの?風邪引くからもう寝た方がいいよ。」
大丈夫です。
こういう風に使える日が必ずやって来ます!!
紙一重は大きな差②
昨日の続きです。
昨日お話ししました息子のソフトテニスの試合について、負けた原因を考えてみました。
スポーツと勉強には共通点があるので、気づいた点を簡単にお伝えします。
今回の試合の敗因は、大きく2つあると思います。
1つはプレーが荒いことです。
もちろん、いいプレーも沢山ありました。観戦している人たちから驚きの歓声が上がるような素晴らしいプレーがある一方で、荒いプレーというのか、凡プレーも目立ちました。
特に、良いプレーでポイントを取った次のプレーでは、相手のセカンドサーブをネットに引っ掛けたり、チャンスボールを簡単にミスしたり、もったいない場面が多く見られました。
そしてもう1つ、優勝ペアとの大きな違いは、ここぞというときにポイントを取れるかどうかということです。
優勝ペアはとても勝負強いのです。勝負どころでは、自分たちからはほとんどミスしません。相手がミスをするまで、ていねいなプレーで粘るのです。息子ペアはその粘り強さに根負けして、ミスをしてしまうことがありました。
試合はファイナルゲームまで進み、優勝ペアを追い詰めたので、点差としては紙一重のように見えますが、優勝ペアとの実力差はまだまだ大きいと感じました。
スポーツで良い結果を出せるかどうかは、いかにミスをしないか、凡ミスを減らせるかにかかっています。
これは勉強にも当てはまります。
テストで点数が伸びない原因のほとんどは、ミスが多いことです。それも難しくないところでミスが多いのです。
簡単なミスをケアレスミスと言いますが、その言い方はミスすることに対して軽い印象を与えてしまうので、あまり良くないような気がします。
ミスをする度に深刻になる必要はありませんが、ミスをしてしまった原因をしっかり突き止めて改善することが大切です。
ケアレスミスならば、どこでどのように注意をすればミスを防げるのか、立ち止まって分析する必要があります。
日頃の練習をていねいに取り組むことの大切さは、スポーツでも勉強でも同じです。
練習でできないことは、試合でもできません。1試合に1回くらいはスーパープレーが出ることがありますが、そんなのはまぐれなので、あてになりません。
試合では、コンスタントに良いプレー、堅実なプレーを続けることが勝因になります。
勉強も日頃の取り組みの質を上げていくことが、テスト結果につながっていきます。
紙一重は大きな差①
昨日は息子のソフトテニスの試合を見に行ってきました。
先週は団体戦、昨日は個人戦でした。
私はこれまでも可能な限り試合を見に行っていましたが、昨日の保護者の観戦者数は、この2年間で一番多かったように思います。通路で人とすれ違うのも大変なほどで、ようやくコロナが終わったのだと実感しました。
さて息子は、先週の試合と同様に1年生の時から組んでいるお友だちとのペア(ダブルス)で出場しました。
試合は順調に勝ち上がり、準々決勝では優勝候補のペアと当たることになりました。このペアとは今までに何度も対戦してきましたが、残念ながら1度も勝ったことはありません。
試合は取って取られての一進一退の状況が続きました。息子ペアも必死に食らいついていきます。
そして試合はついに双方のゲーム獲得数が同じになり、ファイナルゲームに進みました。息子たちペアも、優勝候補のペアも1ポイント取るたびに雄叫び(?)をあげています。優勝候補のペアがこれほど大声で気合いを入れているのは見たことがありません。
しかし最後は、息子ペアのミスで試合が終わってしまいました。
それでも、これまでの対戦の中では、今回が最も優勝候補を追い詰めた試合でした。
惜しかった!!
今回もペアを組んでいるお友だちの保護者の方と観戦をしたのですが、1球1球に力が入り、見ているだけでヘトヘトになってしまいました。
双方のペアともがんばりました。とてもいい試合でした。
結局、息子のペアと対戦したこのペアが、今回も優勝しました。
次回は、息子ペアの敗因について書こうと思います。
辞書をそろえましょう!
新学年になって2週間ほど経ちました。
学校の授業も本格的に始まっています。
お子さんの様子はいかがでしょうか?
今日は勉強するときに欠かせない辞書についてお話しします。
勉強をできるようにする第一歩は、普段からことばに親しむことです。
日常生活でわからない言葉に出合ったときには、保護者の方が教えるだけでなく、その場で調べられる環境を作っておくことが大切です。
You-Youスクールあすみが丘では、低学年のうちから辞書に親しみ、辞書を使いこなせるように指導しています。
ご家庭でも辞書が使えるように準備をしましょう。
学校では小学3年生くらいから国語辞典を使い始めることが多いようですが、You–Youスクールでは小学1年生からひとり一人に合わせて辞書の引き方を教えています。
◆小学1年生になったら国語辞典を購入してください。
◆子どもが積極的に活用するための家庭でのポイント
*いろいろなことが書いてある「楽しい読み物」としてとらえましょう。
*生活の中で手軽に活用できるように、ケースやカバーをはずして、リビングやお子さんの机の上に置きましょう。
*生活の中でわからない言葉に出会ったときは、親子でどんどん辞書を引いてみましょう。
◆小学3年生以上は漢字辞典もご準備ください。
◆中学生は英和辞典と和英辞典もそろえてください。英語の発音が聞ける電子辞書を活用してもいいでしょう。
低学年のうちから言葉に興味関心を持てるかどうか、知識を得ることを面白いと思えるかどうかが、その後の学習活動に大きく関わってきます。
辞書が身近なものになって辞書を引くようになると、言葉に興味が出てきます。すると知っている言葉がますます増えて、学力もどんどん上がっていきますので、ご家庭でもお子さんの辞書環境を整えてあげてください。
本物を体験する
学校が春休みになりました。1ヶ月後には、ゴールデンウィークもやって来ます。
こういう大型休みの時には、普段はなかなかできないような体験を子どもたちにさせてください。
本物を見たり、実体験したりすることで、子どもは大きく成長します。
例えば、カーフェリーに乗るのはどうでしょう?
車に乗ったまま船にも乗れるカーフェリーはちょっとした非日常を味わえます。千葉には、富津市金谷と横須賀市久里浜を結ぶ東京湾フェリーがあります。
折角、千葉に住んでいるのだから、九十九里に行って、本物の水平線を見るのもいいですね。
地球が丸いことも実感できます。
千葉は自然豊かなので、たくさん体験できます。
釣り、ハイキング、キャンプなどのアウトドア、城跡や名所も沢山あります。
子どもは本物を見ると感動します。実際に体験するとわくわくします。
そのように心が大きく揺さぶられると、子どもは成長するので、どんどん外に連れ出して色々な体験をさせましょう。