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いつから受験生になりますか? (2)
いつから受験生になりますか?(1)の続きです。
昔、その話をある保護者の方にしたときに、先生はどうやってその子が受験生になったと分かるのですかと、聞かれたことがあります。
上手くは言えないのですが、何となくわかるのです。
雰囲気というか、勉強している後ろ姿を見ていると、これまでと何かが違うと感じるのです。
そして「あれ?」と思っていると、行動も変わってきて、そこで確信します。
もちろん、受験生になるのは早いのに越したことはありません。
保護者の方が、少しでも早くと思いたくなるのも分かりますが、どうやら一人ひとりに最適なタイミングがあるようです。
花が咲くタイミングがそれぞれ違うように、受験生になるタイミングもそれぞれ違います。
無理に花を咲かせることはできませんが、その子の最適なタイミングで、最適なアドバイスや指導をすることはできます。
私たちは一人ひとりのお子さんの“最適”を見逃さずに、個性あふれた素敵な花が咲くようにサポートして参ります。
いつから受験生になりますか? (1)
千葉県の私立高校の前期日程の入試が終わりました。
You-Youスクールあすみが丘の塾生の私立高校入試も無事に終えることができました。
今年もインフルエンザが流行していたので、全員が受験できるかどうか不安な日々を過ごしていました。
お陰様でYou-Youスクールあすみが丘の中3生全員が、受験したすべての私立高校に合格することができました!!
さて、今の中3生は全員が受験生ですが、受験生っていつからなるのでしょうか?
たいていの中学生が「中3=受験生」と考えています。
中3が近づく中2の年明け、ちょうど今の時期に多くの生徒がこう言います。
「4月になったら、オレ(わたし)がんばるよ」と。
でもこのセリフはよく考えると、「だから今はがんばらない」と言っているのと同じです。
では、子どもたちはいつから受験生になるのでしょうか?
それは「高校受験を目指して勉強するぞ!」と自分で決めた日からです。
もしかしたら、それは中学生になった日かもしれませんし、部活を引退した日かもしれません。
もしくは、進学したい学校を見つけた日かもしれません。
少なくとも、中3生になったから自動的に受験生になるのではありません。
皆がみんな「いっせいのせ」で受験生になるわけではないのです。
そういう訳で、今年のYou-Youスクールの受験生(中3生)も、それぞれのタイミングで受験生になりました!
子どもが主役になる学習塾を目指して(2)
「子どもが主役になる学習塾を目指して(1)」の続きです。
子どもたちの学力を伸ばすために、私たちが常に心掛けていることや気をつけていることがあります。
それは、私たちは子どもに手取り足取り教えることはしません。
子どもに付きっきりで1から10まで教えることは、子どもの受け身の姿勢を助長し、学習意欲を妨げることになるからです。
分かりやすい授業にも弊害があることを私たちは知っています。
学年が上がるにつれて学ぶ内容が難しくなります。だからと言って、何でも分かりやすく説明をしてしまうと、その子の「理解する力」や「考える力」はなかなか育ちません。
子どもがミスをしないように先回りすることもしません。
子どもが自分で気をつけようとしなくなるからです。人はまちがうことで成長します。
大量の宿題漬けやスパルタ式の指導も行いません。強制を伴う指導は子どもを委縮させます。
子どもが自らの意志で宿題をたくさんやってくるようになると、成績は急上昇します。
生徒同士を競争させて成績を上げさせる教育からも距離を置きます。
競争することを原動力にして勉強してきた子は、やがては競争がなければ勉強しなくなる恐れがあります。競争相手がいるとしたら、それは自分自身だと気づくと勉強の取り組み方が変わってきます。
子どもたちには学びを通して、新しいことを知る喜びや、試行錯誤して考えることの楽しさをたくさん体験してほしいと思っています。そして、できるようになった達成感を味わい、自身の成長を感じられるようになってほしいと願っています。私たちは子どもの中に眠っている学ぶ意欲を育み、生涯勉強し続ける努力を惜しまない自立した人になれる力を培っていきたいと思います。
そのような教育方針のもと、高校受験において、You-Youスクールあすみが丘の生徒は、2年連続全員が第一志望校に合格しています!
子どもが主役になる学習塾を目指して(1)
【私たちの考え】
私たちは「子どもが主役になる学習塾」を目指しています。
教育の本質は、子ども自身が「私はがんばれる存在だ」「私にもできるんだ」と気づくことで、学習意欲を高めるところにあると考えています。指導者の子どもたち一人ひとりに合った適切な働きかけによって、子どもが自分自身で変わっていける、成長できるようになることを目指しています。
そのために大前提になるのは、私たち指導者が子どもたちに愛情をもって接すること、子どもたちが安心して学べる環境を整えることです。温かく見守られている安心感で子どもはやる気を高め、勇気をもって積極的に学ぶ姿勢に変わっていきます。そして、子どもたち一人ひとりの個性や状態を理解した上で、その子の持ち味が充分に伸びていけるように工夫して指導します。
その結果、
「ていねいに字を書こうと意識できるようになった」
「今日は昨日より1ページ多く進めることができた」
「工夫して表にしてみたら、理解しやすくなった」
「前回は分からなかったところを、今日は粘り強く考えることができた」
「集中力が途切れなくなることが増えた」…等々、子どもの行動が変わり、少しずつ自立した取り組みができるようになってきます。
このような日々の小さな成功体験の積み重ねが、自己肯定感を高め、学力向上に繋がっていくのです。
どうして勉強するの? (2)
前回のブログでは、勉強する理由についていくつか挙げてみましたが、私が気に入っている話があるのでご紹介します。
それは映画「男はつらいよ」(第40作「寅次郎サラダ記念日」より)で、主人公の寅さん(俳優:渥美清さん)が言っていたセリフです。寅さんはもういい年ですが、定職を持たず気ままに全国を旅して物売り(テキヤ)をしながら生活しています。中学を中退し学歴はありませんが、これまでの苦労の多かった人生によって、人情に厚く、義理堅く、また様々な人生の知恵を身につけています。
そんな寅さんが、妹さくらの息子で高校生の満男(俳優:吉岡秀隆さん)の質問に答えるシーンがあります。
満男: おじさん、質問してもいいか?
寅さん:あんまり難しいことは聞くなよ。
満男: 大学に行くのは何のためかな?
寅さん:決まってるでしょう、それは勉強するためですよ。
満男: じゃあ、何のために勉強するのかな?
寅さん:うーん? (少し不機嫌そうに)そういう難しいことを聞くなって言ったろ!(少し間があって)つまりー、あれだよ、ほら。
人間長い間生きてりゃ、色々なことにぶつかるだろう。そんなとき、俺みてぇ勉強していない奴は、振ったサイコロで出た目で決めるとか、その時の気分で決めるよりしょうがない。ところが勉強した奴は、自分の頭できちんと筋道を立てて、はて、こういうときはどうしたらいいかなと、考えることができるんだ。だからみんな大学に行くんじゃないか。
上手ですね。勉強した人としていない人の違いが、子どもにもわかりやすく説明されています。さすがは山田洋次(監督・脚本)さん!!
お子さんに「どうして勉強するの?」と聞かれたら、ぜひこれを使ってみてください!







