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2023-07-05 15:19:00

教育現場において「ChatGPT」などの生成AIの活用方法

74日、文部科学省はChatGPT」などの生成AIを小学校や中学校で活用する際の暫定的なガイドラインを公表しました。

今年に入り生成AIの進歩が劇的に進み、子どもたちの学習活動への影響を心配する声が上がっていました。生成AIは、質問をするだけで自動的に文章などを作ることができるので、教育現場では懸念が広がっています。

例えば、夏休みの課題に多い読書感想文なども、生成AIを利用すれば簡単にできてしまうと言われています。 

子どもたちだけではなく、私たちも含めて生成AIの正しい利用の仕方を早急に学ぶ必要があります。

 

生成AIの不適切な利用の仕方、適切な利用の仕方は下記の通りです。

 

■不適切な利用の仕方の例

・生成AIが作成した各種コンクールの作品やレポート・⼩論⽂などを提出すること

・詩や俳句の創作、⾳楽・美術等の表現・鑑賞など、⼦供の感性や独創性を発揮させたい場⾯や初発の感想を求める場⾯などで、最初から安易に使わせること

・定期考査や⼩テストなどで⼦供達に使わせること

 

■適切な利用の仕方の例

・グループの考えをまとめたり、アイデアを出す活動の途中段階で、⽣徒同⼠で⼀定の議論やまとめをした上で、⾜りない視点を⾒つけ議論を深める⽬的で活⽤させること

・英会話の相手として利用すること

・⽣成AIを⽤いた⾼度なプログラミングを⾏わせること

 

教育で生成AIを使用する際には、

・年齢制限や保護者の同意を尊寿しているか確かめること

・個人情報やプライバシーに関係する情報などは入力しないこと

・著作権の侵害につながる使い方はしないことなどを徹底すること

などが重要です。

 

(上記の生成AIの利用例及び教育で生成AIを使用する際の重要事項については、文部科学省「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドライン」より抜粋



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