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2024-07-18 14:00:00
「見える学力」と「見えない学力」
学力には「見える学力」と「見えない学力」があります。
「見える学力」とはテストや通知表の成績などの数字に表れる学力を指します。
「見えない学力」とは、しつけ、生活習慣、お手伝いなどを通して身についた自律力、意志力、想像力などの様々な能力を言います。
「見える学力」と「見えない学力」はよく木に例えられます。
「見える学力」は木の幹や枝、葉、花など土の上に出ている部分、「見えない学力」は木の根っこにあたります。
青々とした葉を茂らせ、甘い果実を実らせるには、広がりのある根をしっかりと這わせる必要があります。
実際に広葉樹では、根の広がりは枝葉の広がりより5倍以上必要だそうです。
根の広がりが狭いと、地上に出ている部分も貧弱なものになってしまうのです。
私たち大人の多くは、子どもの「見える学力」に目を向けがちです。
しかしその「見える学力」を支えているのが「見えない学力」です。
「見えない学力」が「見える学力」に大きな影響を与えています。
今年の夏休みは、お子さんの「見えない学力」を伸ばすことにも取り組みませんか?
まずは毎日のお手伝いから。