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2024-04-09 10:00:00

鈴木健二さん、ありがとうございました

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元NHKアナウンサーの鈴木健二さんがお亡くなりになりました。

 

わたしは子どものころに鈴木健二さんが司会をされていた「クイズ面白ゼミナール」をよく見ていました。大変人気のある番組で、たしか最高視聴率は40%を上回っていたと記憶しています。

 

番組の冒頭で鈴木さんの「知るは楽しみなりと申しまして、知識をたくさん持つことは人生を楽しくしてくれるものでございます。私は当ゼミナールの主任教授でございます」という決まり文句でスタートしていたことを覚えています。

何といっても印象深かったのが、鈴木さんの記憶力です。毎回10組ほどいたゲストそれぞれに、クイズの答えの蘊蓄(うんちく)を何も見ないでよどみなく説明していました。

 

 

 

私は、鈴木健二さんがお書きになった「気くばりのすすめ」(講談社文庫)、「男が40代にやっておくべきこと」(新潮文庫)、「男が20代にやっておくべきこと」(新潮文庫)の3冊を読んだことがあります。「気くばりのすすめ」は400万部を超えるベストセラーになりました。

 

 

中でも最初の2冊を読んだのは中学生の時です。

 

 

「気くばりのすすめ」はまだいいとして、「男が40代にやっておくべきこと」をなぜ中学生が読んだのか不思議ですよね。

 

 

実は当時通っていた塾の国語の先生が「絶対に読んでおいた方がいい」と薦めてくださったので、中学生の私たちも読むことになったのです。

たぶんその先生ご自身が、30代から40代だったのだと思います。

だからといって、中学生に薦めるとは・・・。

とてもユニークな先生でした。

 

 

そんなエピソードもあって、鈴木健二さんの訃報を耳にして、私は中学生のころを懐かしみながら色々なことを思い出していました。

 

鈴木健二さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

2024-04-08 11:00:00

娘の入学式

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今年は珍しく、桜が4月までもっていますね。

私が子どもの頃は、入学式や新年度の始業式が「桜」というイメージでしたが、最近は3月の卒業式の頃が桜の時期になってしまいました。

今年も4月には葉桜になってしまうかなと心配していたのですが、3月の寒の戻りで4月になっても桜が咲いてくれています。

 

 

先日、娘の大学の入学式がありました。

私は仕事があったので、残念ながら入学式に参列することはできませんでした。

 

 

入学式後、娘から満開の桜を背景にした写真が送られてきました。

娘の大学生活が、この桜のように咲き溢れてほしいと願っています。

 

2024-04-05 10:00:00

花冷え

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花冷えが続いています。

 

今年は3月から寒さが続き、桜の開花も当初の予想から2週間以上も遅くなりました。

桜が咲いた後もずっと寒い日が続いています。

暖かい日よりの中で、お花見を楽しむことができず残念ですが、桜を長いこと楽しめるので、寒いのも悪くはありません。

でも雨だけは降らないで、と思ってしまいますね。

 

 

入学に迄あと四日今日も雨

 

 

上野泰の句です。泰の妻、上野章子は高浜虚子の六女です。

 

 

来週は小中学校の入学式ですね。

桜の見ごろが続きますように!!

 

 

2024-04-04 10:00:00

春期講習の最終日です

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8日間の春期講習もあっという間でした。

今日は講習の最終日です。

 

最大限の効果が得られるように、一人ひとりの個性や学力、出席日数に合わせて授業をおこないました。

 

講習では、この1年間に習ったところを中心に復習しました。

忘れていることや、身についていないところが沢山見つかり、勉強し直すことができました。

 

人は学んだことをすぐに忘れてしまうので、学校が長休みのときの復習は欠かせません。

復習したことで、新学年の勉強の準備が整いました!!

 

 

明日は、小学3年生以下は通常授業、小学4年生以上は学力テストをおこないます。

 

 

2024-04-03 10:00:00

文学の名作に挑む!

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『小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まったのは、良平の八つの年だった。』

 

 

この一文で始まる文学作品をご存じでしょうか? ご存じの方は文学通の方ですね。

 

 

この作品は、芥川龍之介の『トロッコ』です。主人公の8歳の良平は、作業員とトロッコを押して遠くまで来ましたが、突然一人で夕闇の中を帰ることになります。これは、その時の良平の心情を描いた作品です。芥川龍之介が二十歳の時に、わずか一晩で書いたと言われています。

 

 

中学生の春期講習では、ある生徒は『トロッコ』に、またある生徒は夏目漱石の『坊ちゃん』に挑んでいます。

 

 

普通、国語の問題集は、作品中の一場面が読解問題に使用されていますが、その一部分を読むだけでは、作者がその作品で本当に伝えたかったことを理解することはできません。

 

 

You-Youスクールでは、時間に少し余裕がある講習のときに、1つの文学作品を初めから終わりまですべて読解する「名作チャレンジ!」をおこなっています。

 

 

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