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2025-02-27 01:24:00

新年度の授業方針、指導理念①

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新年度の授業で大きく変わる点や、特に力を入れる事柄をまとめました。

 

 

①一人ひとりの学力や学習状況に合った「個別最適化」した学習ができるようにします。

 

 

個別に最適化した学習を可能にするために、新年度からほとんどの教科で新しいテキストを導入します。

導入教科:算数、小学国語、小学英語、数学、国語、英語、理科、社会

 

 

導入により、生徒ができなかった問題や分からなかった問題のパターン問題(数値の違う類題)をすぐに作成し、その場で再学習することが可能になります。

 

 

またこのテキストの導入により、「遡行学習」が簡単にできるようになります。

遡行(そこう)学習とは、同じ系統の単元をさかのぼって学習することです。例えば、中学3年生で「2次関数」が分からない生徒は、はじめに中学2年生の「1次関数」へ、さらに中学1年生の「比例」へと、同系統の単元の分からなくなったところまで、すぐに戻って学習が可能になります。

 

 

さらに、このテキストには動画解説の機能が備わっています。

近頃は生徒の特性が多様化し、脳への情報の入力の仕方が視覚優位な生徒や、聴覚優位な生徒が増えてきたように感じています。テキストに書かれている文字情報だけでは、内容を理解するのが難しい生徒が多くなってきているのです。

 

このテキストは、すべての要点の導入部分にアニメーションの解説動画がついているので、様々な生徒のニーズに対応できるようになります。

 

この解説動画は、これまで平面で書かれたテキストでは分かりづらかった内容についても威力を発揮します。

例えば、見えないところまでイメージが必要になる立体図形や理科の天体、実際には目で見ることのできない理科の電気の流れや化学分野の原子や分子、イオンなど目で見てわかるようにアニメーションで解説をしてくれます。

 

また、前述の遡行学習で学年をさかのぼって復習するときだけでなく、学校でまだ習っていない学習や、上の学年の学習をする時にも大いに活用できます。