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2024-06-14 10:00:00
成績が上がる勉強方法 定期テスト1週間前③
時間をかけ過ぎていませんか?(2)
前回は、「思い出すまでの時間が短いほど、記憶が定着している」という話をしました。
そのため、思い出すまでの制限時間を決めることが大切になります。
これは、思考系の勉強にも当てはまります。
思考系の勉強では、2つの制限時間を設けましょう!
例えば、数学の学校ワークを解くときに、文章題ならば、問題文を読んでから解き方を書き始めるまでの時間を「1分以内」などと決めておきます。これが1つ目の制限時間です。
暗記系のときよりも、少し長めの時間を設定していいでしょう。
そしてもう1つの制限時間は、今度は解き始めてから解き終わるまでの時間です。
問題文を読んで、1分以内に解き始めたとしても、途中で分からなくなってしまう場合があります。テスト勉強で、自力で解こうとして時間をかけるのは効率的ではありません。そのため、解き終えるまでの時間も「5分以内」などと決めておきましょう。
このように思考系の勉強では、2つの制限時間の設定をおすすめします。
制限時間が過ぎてしまったら、できなかった問題として扱います。
すぐに次の問題へ進みましょう。
問題集であれば、1ページ終えるごとに答え合わせをします。
できなかったところは、解説をよく読んで理解しましょう。
解き方がわかったら、何も見ないで解けるかどうかを確かめてみましょう。