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2023-12-05 09:00:00

2024年度千葉県入試への対策 「英語」はここに注目 !

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1127日に、多くの塾用教材や受験用教材を扱う株式会社エデュケーショナルネットワーク様が主催する「千葉県入試分析セミナー」に参加してきました。

2024年(令和6年度)の千葉県公立高校入試の出題について、注目すべき点を伺ってきました。

 

本日は「英語」についてシェアします。

 

 

単語が書けていないへの対応が不可欠!

 

*Stage

低正答率問題は、リスニングも含め単語補充問題が大半を占める!

単語の難化はほぼ既定路線のため、書くを意識した対策が最重要課題に!

新出の英文法は語順整序対策に重点を置く!

 

Stage2 

実用英語を意識した図版問題はバリエーションが年々豊富に!

読解はテーマ性のある文章が定番となり、設問は内容把握や数値の計算が絡んだものも全国的に増加している!

 

Stage3

英文読解、英作文ともに、解きやすい問題が並んでいるため、今後さらに難化の可能性も!

上位生はSDGsや時事に関する英文に触れておきたい!

 

 

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平均点は47.6点、昨年に比べて11.1点低くなりました。

 

ご存じの通り、千葉県の公立高校入試の英語だけは試験時間が60分で、他の科目より10分長くなっています。

また、100点満点中、リスニング問題が33点分もあります。

リスニングが重視されている問題構成です。

 

 

リスニングの中でも、文章を聞いてその内容を表す文の空欄に単語のつづりを完成させる問題が4問あり、4問の平均正答率が約21%しかありません。

書かせる単語自体はそれほど難しくないのですが(things,enjoy,agree,favorite)、聞いた内容を理解した上で、空所に適切な語を補い、まとめの文を完成させるところが、受験生にとっては難易度が高くなっています。

単語練習をおこなうのはもちろんのこと、リスニングの問題集などで、ポイントを押さえる練習を重ねておくことが重要です。

 

 

英作文の問題は、英語の様々な表現を身につけるとともに、できるだけ簡単な単語や表現で書く練習をすることが大切です。

 

 

長文読解は、英文から複数の情報を正しく読み取り、 内容を理解したうえで思考・判断し、適切に表現する問題になっています。

昨年よりも資料の情報量が多くなり、読み取るのが大変になったと思います。

複数の資料を読み取る問題は全国的に非常に多くなっているので、全国の公立入試の過去問題集などで慣れておくと安心です!