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2024年度千葉県入試への対策 「理科」はここに注目!
11月27日に、多くの塾用教材や受験用教材を扱う株式会社エデュケーショナルネットワーク様が主催する「千葉県入試分析セミナー」に参加してきました。
2024年(令和6年度)の千葉県公立高校入試の出題について、注目すべき点を伺ってきました。
本日は「数学」についてシェアします。
実験・観察は結果よりも“過程”を重視!
Stage1
「ダニエル電池」を昨年出題し、今年は「イオン化傾向」も出題済み!
ただし、例年各分野2題ずつ出題されているため、設定を変えた出題も考えられる!
引き続き対策に力を入れておきたい!
Stage2
問題ページ数は全国最多の17ページ(設問は35 問)!
会話・レポート形式の採用によって読解量は格段に増えたが、内容は知識の確認が大半を占 めるため、基本事項の定着が最重要課題!
Stage3
得点力アップには、記述 & 計算問題対策がマスト!
知識活用型の問題が増えてきているため、最新入試を積極的に対策に活用!
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2023年度の平均点は60.7点で、前年度と比べて8.0点高くなりました。
まず、教科書を読みましょう。隅から隅まで、ていねいに読みましょう。太字の用語は、ただ覚えるだけでなく、その意味をしっかりと理解して、用語と意味をセットで覚えます。
知識を身につけることが、第一段階の学習になります。
記述問題は、昨年度は3問出題されました。記述問題の中には、考察が必要な問題もありますが、教科書の太字用語の意味を問うような簡単な問題も出題されます。
昨年度は「進化」とはどういうことかについてを問う問題でしたが、こうした問題は確実に得点できるようにしましょう。
また毎年、グラフの作成問題、作図問題、計算問題も出題されます。
受験用の問題集には、こうした内容を特集しているページがありますので、教科書での学習の後には、受験用の問題集をくり返し取り組みましょう。
2023年度は、会話形式の問題文が7か所も登場しました。そのため、問題ページはA4プリントで17ページ分もありました。今年度の問題は全体的に難易度が下がったため平均点が上がりましたが、問題の難易度が上がった場合は、時間が足りなくなる受験生が多くなると予想されます。
「文章を速く読む力」と「確かな読解力」をつけておくことが大切です。