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定期テストで成績を上げる4つのポイント 【①テストの1ヶ月前から勉強を始める】
「定期テストで成績を上げる4つのポイント」の1つ目です。
【①テストの1ヶ月前から勉強を始める】(苦手な教科から手をつける!)
今日から定期テストの勉強の大事なポイントを4つに絞ってご紹介します。
今回のシリーズは、ちょっと勉強が苦手な生徒向けに書きました。
今日の話は、【③テストの10日前までに1週目(1回目)の勉強を終える】にも関係する大事な内容です。
ぜひ実践してみてください。
成績が上がらないなあと悩んでいる中学生には共通点があります。
それは、テスト勉強を始めるのが遅いことです。
勉強し始めるのが遅いので、テスト範囲を1回しか終えられないまま(もしくは1回も終わらないうちに)、いつもテスト当日を迎えてしまいます。
テスト範囲を何度もくり返し勉強し、すらすら解けるようにすると成績は上がります。テスト範囲を1回しか終えられないと、学習内容はほとんど身につきません。
では、いつからテスト勉強を始めたらいいのでしょうか?
1つの目安は、テスト1か月前からです。
1か月前になったら、各教科の授業内容を確認して、勉強するのが一番大変そうな教科を2つくらい選びます。
教科そのものが苦手な場合もあれば、今学校の授業で勉強しているところが苦手な場合もあります。
「勉強するのに時間がかかりそうな教科」を選びましょう。
そういう教科は早めに勉強を始める必要があります。
それが、テストの1か月前ということです。
もちろん、もっと早く始めてもいいのですが、最初は1か月前から取り組んでみましょう。
そしてテストの3週間前になったら、ほかの教科の勉強も始めます。
テスト勉強は、まずはスタートが大事です。
1か月前になったら、苦手な教科から勉強を始めましょう。
次回は【②まずは教科書を勉強する】についてお話しします。
定期テストで成績を上げる4つのポイント
①テストの1ヶ月前から勉強を始める
苦手な教科から手をつける
②まずは教科書を勉強する
ワーク(問題集)はその後で
③テストの10日前までに1週目(1回目)の勉強を終える
勉強の進度をそろえる
④すらすら解けるようになるまでくり返す
目安はかけ算くく
定期テストで成績を上げる4つのポイント
勉強はスポーツと同じ
勉強の進め方、取り組み方のコツをまとめてみました。
1.理解する、整理する
はじめに、3つの関係を使って学習内容を理解していきます。3つの関係とは、「イコールの関係」「対立関係」「因果関係」を言います。
「イコールの関係」とは、数量が等しいだけではなく、内容や意味が等しい関係や同種や同類の事柄をいいます。
「対立関係」とは、内容や意味が反対になっていたり、比較や対比の関係になっていたりする事柄です。
「因果関係」は、原因と結果の関係。原因、理由、根拠と、それらによってもたらされる結論、結果になっている関係です。
これらの3つの視点をうまく活用すると、理解がスムーズに進みます。
2.覚える
上記の3つの関係は、覚える時にも活用できます。例えば、イコールや対立の関係を使って、共通点や異なる点を見つけられると、丸暗記にならないので、頭の中が整理されて忘れにくくなります。
3.まねる、トレーニング
学ぶの語源は「まねぶ」とする説があります。
理解できたことを確実に自分のものにするためには、まず「真似る」ことが大切です。
算数の計算問題であれば、計算の仕方を例題通りに真似して、計算の仕方を身につけていきます。
スポーツと同様に何度もくり返して、すらすらできるように身体で覚えていきます。