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成績が上がる勉強方法 定期テスト1か月前②
何回くり返せばいいの?
17日(金)の続きです。
では、勉強したことをカンペキに身につけるには、何回くり返し勉強すればいいのでしょうか?
必要な勉強量は人によって違います。テスト範囲を2回(2周)くり返しただけで80点取れる人もいれば、5回くり返してようやく80点取れる人もいます。また、科目によっても異なります。
“それは不平等だ!”と思う人がいるかもしれませんが、現在の学習状況や学力によって差が出ます。それは、仕方のないことです。
ただし、初めて定期テストを受ける1年生にくり返す回数を示すとしたら3回です。
3回くり返すと、多くの内容が身につきやすくなるからです。
テスト日までに、最低3回くり返しましょう!
何度も定期テストを受けている2、3年生には、別の指標があります。
ところで、あなたはテストで何点上がるとうれしいですか?
例えば60点が67点になり、7点上がりました。うれしいですか?
60点が75点になり、15点上がりました。どうでしょうか? かなりうれしいですね。
過去の先輩たちが残してくれたデータを分析すると、前回より15点以上上げるために必要な回数が分かりました。
前回のテストより「2回」増やすと、15点以上上がる可能性がぐっと高まります。
前回3回くり返して60点だった科目は、今回5回くり返すと75点以上取れる可能性が高くなります。
残念ながら、前回より1回増やしただけでは、点数が下がる時も多いので、あまり有効ではありません。
成績が上がる勉強方法 定期テスト1か月前①
どうして良い点数がとれないの?
定期テストの問題は「学校の授業でやったこと」と「テスト範囲になっている教科書やワークなど」からしか出題されません。
授業でもやっていない、どこにも載っていない問題を出題する先生も時々いらっしゃいますが、出題されても10点分くらいです。
それができなかったとしても、80点~90点取れるはずなのです。
ところが、みんなが取れるわけではありませんね。
どうしてでしょう?
それは、カンペキに身につけるまで勉強していないからです。
厳しいい言い方ですが、ほどほどの勉強しかしていないから、ほどほどの点数しか取れないのです。
人は勉強した時には分かったような気になってしまいますが、学んでから1時間も経つと、なんと半分以上のことを忘れてしまいます。
そのため、くり返し勉強する(復習する)必要があります!