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2024-01-17 10:00:00

保護者個人面談が始まりました

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保護者個人面談が始まりました。

保護者との面談は年3回おこなっています。今年度、最後の面談です。

保護者の皆様とご一緒に、お子さんの成長にプラスになることを考えていきたいと思います。

 

2024-01-16 10:00:00

受験生へ  緊張や不安を減らす方法

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明日より、千葉県内の私立高校の入試が始まります。

YouYouスクールあすみが丘では、この数日間、中3生全員と面談をして、それぞれが抱えていることに耳を傾けました。

 

 

今年の受験生から一番多く聞かれたことは、緊張や不安から逃れる方法についてです。

例年ですと、緊張や不安もあるけれども、早く入試を受けたい、入試が楽しみだという子もいるのですが、今年はいませんでした。

 

 

緊張や不安。

気持ちはわかりますね。

どんなに会場模試で場数を踏んでも、本番が近づくとやっぱり違いますよね。

(会場模試を受けることが無駄だと言っているのではありません)

 

 

中には、何をしていても、全然集中できないという生徒もいました。

勉強していても、食事をしていても、お風呂に入っていても、頭の片隅には入試のことがあって、なかなか普段通りには過ごせないようです。

 

 

残念ながら、この緊張や不安をゼロにするのは難しいですね。

ただ、減らす(感じにくくする)方法はいくつかあります。

 

 

オススメは運動です。運動と言っても激しい動きでなくても大丈夫です。 

中でもウォーキングは、30分くらい歩くだけで、ストレスがかなり軽減されるようです。

 

 

特にオススメなのが、親子ウォーキングです。

親子で歩くと、不思議なことに普段よりも色々な話をすることができるようです。

 

 

親子ウォーキングは、ストレスを減らし、親子のコミュニケーションを良くします。

親子で歩くのが難しい場合は、もちろん一人でウォーキングしてもいいですね。

受験生は運動不足ですので、ウォーキングはもってこいです。

 

 

それに、運動した方が血流が良くなって、脳の動きも活発になります。一日中、机に向かっているよりも、1日30分のウォーキングは勉強にとっても効果的です。

 

 

では、受験生の皆さん、健闘を祈ります!

すべての受験生が、持てる力を発揮できることを願っています。

 

2024-01-15 10:00:00

冬期講習で子どもたちに教えた百人一首 (2)

 

今日も冬期講習で説明した「小倉百人一首」の続きです。

まずは7番目の歌のエピソードから。

 

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七番歌

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも  安倍仲麿

 

 

阿倍仲麻呂は、17歳で中国(唐)に留学した秀才です。唐の皇帝玄宗に仕え、重用されました。30数年後に帰国しようとしましたが、暴風雨のため帰国できず、中国で亡くなってしまいます。この歌は、故郷を偲んで詠んだ有名な歌です。

 

 

 

八番歌

わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり   喜撰法師 

 

 

平安時代なので、「都のたつみ」の「都」とは京都こと。「たつみ」は、十二支で表す「たつみ(辰巳)」の方角で南東のこと。

したがって、「都のたつみ」は「京都の南東」という意味。

授業では、子どもたちが分かりやすいように、十二支と方位組み合わせたものを手作りして、みんなで方位の確認をしました。

 

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次の講習は春期講習です。

次回もしっかり準備をして、子どもたちが楽しく学べるようにしていきます。

 

2024-01-12 10:00:00

冬期講習で子どもたちに教えた百人一首 (1)

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今日は冬期講習中に、小学高学年が関心を持った内容について共有させていただきます。

小学高学年の授業では、「小倉百人一首」の暗唱や、和歌の意味について解説をする時間がありました。

意外にも、多くの子どもたちがその解説の内容に興味・関心を示してくれました。

 

 

 

「小倉百人一首」は、鎌倉時代の初めに、藤原定家によってまとめられたものです。

年代順に並んでいることをふまえて、一番歌から暗唱していきました。

また、歌の意味に作者や時代背景のエピソードを加えて理解を深めていきました。

 

 

 

エピソードというのは、次のようなことです。

二番歌について。

 

 

二番歌   

春過ぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山    持統天皇 

 

 

 

ニ番歌作者 持統天皇(第41代天皇)は、一番歌作者 天智天皇(第38代天皇)の皇女(天皇の娘)で、共に飛鳥時代の天皇です。

飛鳥時代には世界最古の木造建築「法隆寺」が建立されたこと。

また、法隆寺と言えば正岡子規の俳句「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」も皆で確認しました。

 

 

 

 

次は、三番歌の枕詞について。

 

 

三番歌

あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む    柿本人麻呂

 

 

 

「枕詞」とは、和歌に使われる技法で、特定の言葉の前に置かれ、その言葉の意味を引き立てる役割を果たしています。

「あしびきの」は「山」の枕詞です。そのため「山崎さん」という名前は、枕詞のきまりだと「あしびきの山崎さん」になります。

なんて話をすると、教室内に3名の「山﨑さん」がいたので、大盛り上がり!

その後、皆に「あしびきの山崎さん」と呼ばれていました。

 

 

 

百人一首をただ覚えるのではなく、このように解説を加えてあげると子どもたちは思いの外、興味を持ってくれます。

百人一首は小学生の子どもたちにとって、学校の授業や成績には直接関係しません。

日本人の教養として、子どもたちには身につけてほしいと考えています。

 

 

次回も続きます。

2024-01-11 10:00:00

冬期講習の受講生の感想 (2)

 

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今回も冬期講習の受講生の感想です。

今回は中学3年生の感想をいくつかご紹介します。

 

 

 

過去問に取り組んだ。

自分が何が得意で何ができないのかを探そうとした。

(過去問演習で)国語の時間が足りない!ってことがなくなって嬉しかった。(成長できた)

もっと前から勉強時間を増やしておくべきだった。

志望校に届きそうな点が取れて良かったと思った。
理科や社会の基礎がやっとかためられたので、成長できたと感じられた。

(過去問で)できない年度とできる年度があったので、今年(の入試)はできる年だと祈りたい。

 

 

 

 

今までで経験したことのない冬休みでした。

受験という大きな壁があり、最後の追い上げとして緊張感を持って冬期講習に取り組みました。

塾の子や友達を見て頑張ろうと思いました。あと11日で私立受験が始よるので悔いを残さないように勉強したいです。

自分でしっかりエ夫して受験に挑めるようにしたいです。計画的に過去問を解いていきたいと思いました。

自分の得意なことを増やして、受験で今までの努力をすべて出せたら良いなと思います。

 

 

 

今年の冬期講習は、去年とはまったく異なる冬期講習でした。

まず、時間が長いです。午前と午後の両方があり、休む時間がないときもありました。

しかし、時間が長いおかげで、過去問や3年間の復習がよくできたと思います。

今回の冬期講習で時間の使い方が改まった気がしました。

また、1日に必ず5教科を勉強するようにしました。

過去問に時間を割いたことにより,単話やリスニングがおろそかになってしまいました。

残り入試本番まで、自分がやるべきことを整理して取り組んでいけるようにしたいです。

また、勉強に集中し過ぎて、家族との会話が少なかったので、メリハリをつけていけたらなと思いました。

 

 

皆さん、がんばりましたね!

努力した分は、必ず自分の血となり肉となります。

 

次回の講習は春期講習を予定しています。