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2023-12-14 09:50:00

学習は読むことから始まる①  (まずはスムーズに読めるようにする)

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文を読んで、それを理解できるようになるには、大きく2つの段階があります。

第一段階では、スムーズに読めるようになることを目指します。

 

つっかえ、つっかえ読んでいるうちは、書かれていることを理解することはできません。

それは、読むことに意識を向けざるを得ないため、理解することに集中できないからです。

 

文をスムーズに読めるということは、言葉をまとまりでとらえられるようになった、いうことです。 

ここまでが第一段階です。

 

 

この第一段階では、毎日の音読練習が欠かせません。

特に低学年のうちは、保護者の方が時間をとって聞いてあげてください。

 

ここで、大事なポイントがあります。

 

 

速さを求めない!

 

スムーズに読むというと、どうしても速く読もうとしてしまいます。

しかし、これは良くありません。

スピードはゆっくりで、つっかえないように滑らかに読めるようにすることがポイントです!

 

 

 

次回は第二段階についてです。

2023-12-13 09:00:00

想像力

 

想像力のある人は、優しくなれる。

共感できるからだ。

 

想像力のない人は、信頼を裏切る。

傲慢になるからだ。

 

 

 

二度と忘れない。肝に銘じよう。

 

2023-12-12 09:00:00

読書指数®診断の結果について 保護者向けオンライン説明会のお知らせ

 

2023秋 読書指数診断結果 保護者向けオンライン説明会 画像.png

 

 

 

「読むとくメソッド®読書の森」を受講している生徒は、年に2回「読書指数®診断」を受けて、日頃の取り組みの成果を測定します。

「読書指数®診断」では、語彙力と読書速度(文字を正確に読む速度)を測ることができます。

 

 

「読書指数®診断」後は、成績表を受検生一人ひとりに発行し、結果に基づいて読書指導をおこなっていきます。

 

 

また、「読書指数®診断」後には、保護者に対するフォローもおこなわれます。

診断テストの作問担当者から、診断結果(帳票)の見方や出題の意図のほか、語彙力を伸ばすためにご家庭でもできる取り組みなどをお伝えします。

 

 

保護者向けオンライン説明会は、どなたでも無料で視聴することができます。

くわしくは、下記のPDFファイルをタップしてください。

PDFに記載のQRコードを読み取り、アクセスしてください。

 

 

pdf 【チラシ】1216読書指数Ⓡ保護者さま向け+結果の解説オンラインセミナー.pdf (6.35MB)

 

2023-12-11 09:00:00

2024年度千葉県入試への対策 「理科」はここに注目!

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1127日に、多くの塾用教材や受験用教材を扱う株式会社エデュケーショナルネットワーク様が主催する「千葉県入試分析セミナー」に参加してきました。

2024年(令和6年度)の千葉県公立高校入試の出題について、注目すべき点を伺ってきました。

 

 

本日は「数学」についてシェアします。

 

 

 

実験・観察は結果よりも過程を重視!

 

 

Stage1

「ダニエル電池」を昨年出題し、今年は「イオン化傾向」も出題済み!

ただし、例年各分野2題ずつ出題されているため、設定を変えた出題も考えられる!

引き続き対策に力を入れておきたい!

 

 

Stage2

問題ページ数は全国最多の17ページ(設問は35 問)!

会話・レポート形式の採用によって読解量は格段に増えたが、内容は知識の確認が大半を占 めるため、基本事項の定着が最重要課題!

 

 

Stage3

得点力アップには、記述 & 計算問題対策がマスト!

知識活用型の問題が増えてきているため、最新入試を積極的に対策に活用!

 

 

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2023年度の平均点は60.7点で、前年度と比べて8.0点高くなりました。

 

まず、教科書を読みましょう。隅から隅まで、ていねいに読みましょう。太字の用語は、ただ覚えるだけでなく、その意味をしっかりと理解して、用語と意味をセットで覚えます。

知識を身につけることが、第一段階の学習になります。

 

 

記述問題は、昨年度は3問出題されました。記述問題の中には、考察が必要な問題もありますが、教科書の太字用語の意味を問うような簡単な問題も出題されます。

昨年度は「進化」とはどういうことかについてを問う問題でしたが、こうした問題は確実に得点できるようにしましょう。

 

 

また毎年、グラフの作成問題、作図問題、計算問題も出題されます。

受験用の問題集には、こうした内容を特集しているページがありますので、教科書での学習の後には、受験用の問題集をくり返し取り組みましょう。

 

 

2023年度は、会話形式の問題文が7か所も登場しました。そのため、問題ページはA4プリントで17ページ分もありました。今年度の問題は全体的に難易度が下がったため平均点が上がりましたが、問題の難易度が上がった場合は、時間が足りなくなる受験生が多くなると予想されます。

 

「文章を速く読む力」と「確かな読解力」をつけておくことが大切です。

 

 

2023-12-08 09:00:00

2024年度千葉県入試への対策 「数学」はここに注目 !

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1127日に、多くの塾用教材や受験用教材を扱う株式会社エデュケーショナルネットワーク様が主催する「千葉県入試分析セミナー」に参加してきました。

2024年(令和6年度)の千葉県公立高校入試の出題について、注目すべき点を伺ってきました。

 

本日は「数学」についてシェアします。

 

キーワードは「データの活用」 & 「共通テスト」!

Stage1

2年連続で出題があった「四分位範囲と箱ひげ図」は今後難化の可能性も。

凝った設定での出題も考えられるため、用語の意味や図の読み取り方を徹底しておく必要あり!

 

 

Stage2

日常の中の数学を意識させる出題(大問4)は読解力が問われるだけでなく、知識の活用・情報整理も重視されている!

他県入試を積極的に対策に活用し、問題に慣れることが重要!

 

 

Stage3

設問間の難易度差は広がる傾向に!

前半は易化する一方で、上位生向け問題は定番の難問が戻りつつあるため、レベル別の入試対策が不可欠!

 

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平均点は47.0点で、前年度と比べて4.5点低くなりました。

今年は正答率が0%の問題もあり、難易度は難化しました。

 

千葉県の公立高校入試の数学で確実に解きたい問題は、大問1(1)(2)の6問の計算問題です。ここでしっかりと21点を取ることが大切です。

 

「四分位範囲と箱ひげ図」は2年連続出題されています。データの活用分野は2024年度も出題される可能性が高いので、問題集をくり返しておきましょう!

 

作図問題は毎年出題されています。45年前までは非常に難しい問題でしたが、ここ数年は解きやすい問題になってきました。今年度もそれほど難しくない問題でしたが、正答率は低くなりました。標準レベルで問題文が少し長めの問題を練習しておきましょう!

 

毎年出題される関数と図形の問題の小問(1)は得点しやすいので、問題文をしっかりと読みましょう。難易度の高い関数や証明問題は、千葉県の過去問だけでなく、他の都道府県の過去問にもチャレンジして力をつけておきましょう。

 

今年の大問4は、じゃんけんを用いたゲームに関する会話文や表から、正確に情報を読み取り、文字を用いた式やことば等で表現する問題でした。

近年は、大学入学共通テストの数学の問題や公立中高一貫校の適性検査のように問題文が長いため読解力が必要になっています。また、与えられた様々な情報を整理する力も問われています。得点しやすい小問もあるので、諦めずに落ち着いて取り組みましょう!