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成績の良い生徒(2)
前回は、ある生徒の様子をご紹介しました。
今回もその生徒の続きです。
この生徒は、いつも一生懸命で、黙々と勉強します。安定的にコツコツと勉強に取り組む生徒です。
テスト前にドカンと勉強して、普段はそれほどしないというタイプではありません。
この生徒も勉強量がとても多いです。自分からどんどん勉強します。
今回も、用意していたワーク(問題集)を何冊も取り組んでいました。
この生徒に限らず、成績のいい人は、私たちが指示しなくても、たくさん勉強します。
時には、健康が心配になるくらい勉強することもあるので、私はブレーキをかける係です。
中学生で、これほど部活と勉強を両立できるのは、本当にすごいと思います。
成績の良い人は、自立と自律ができています。自分で自分のことを決めて、行動することができます。
YouYouスクールあすみが丘は、勉強したい人がたくさん勉強できる環境を整えています。
勉強したい人がトコトン勉強できるようにサポートしています。
成績の良い生徒(1)
9月から11月は、中学校の定期テストが学校ごとにバラバラにおこなわれます。また、中学3年生は他の学年とも違う日程なので、この2〜3ヶ月間は、常にだれかが定期テスト期間で、テスト対策をずっとやっている感じです。なかなか気が休まらない日が続きます。
今日はある生徒のお話です。
この生徒はテスト前だけでなく、普段から黙々と勉強します。
その生徒の勉強に取り組む様子を見ていて、今回もいい結果が出るのではないかと予想していたら、なんと、点数、順位ともに過去最高の成績でした。
拍手!!
5教科合計480点、学年順位3位。
大人しい性格で、気持ちを前面に出すタイプではないのですが、マスク越しからも喜んでいる様子が伝わってきました。
私も嬉しくなってしまいました。
この生徒の通塾期間は、5〜6年になるでしょうか。小学生の時に引っ越しをして、数年間会えない時期があったので、実際の通塾期間はもっと長いかもしれません。
今度、本人に確認しておきます。
なんせ、私よりしっかりしている子なので。
次回も続きます。
冬期講習の募集をはじめました!
冬期講習の募集が始まりました!
お申込みをお待ちしています!
⛄冬期講習の日程 12月25日(月)~1月6日(土)の間の全8日間。(12月30日~1月3日は除く)
⛄対象学年 小学1年生~中学2年生
⛄事前に受けていただく学力診断テストの日程 12月5日(火)、7日(木)、12日(火)、14日(木)
くわしくは、下記の「2023年 冬期講習のご案内」をクリックしてください。
ご不明な点がございましたら、「お問い合わせフォーム」からご質問をいただくか、お電話でお問い合わせください。
お申込みも「お問い合わせフォーム」又は「お電話」でお願い致します。
【今日の寺子屋】 小学2年生 分数は難しい(3)
皆さんは、はじめて分数を習ったのは何年生の時でしょうか?
私は3年生の時に勉強したような・・・。(たぶん! 遠い記憶すぎて不明)
今から20〜30年前に小学生だった人たちは、4年生で習っていました。
昔は分数を理解するのは難しいとして、3年生や4年生で習っていたのです。
しかし今では、2年生まで下がってきています。
子どもたちが苦戦するのもうなずけますね。
さて、教科書の扱いがほんの少しの2年生の「分数」ですが、この単元は重要な内容が詰まっています。
そのため、表面をサラッと学ぶのではなく、時間をかけてじっくり学習するのがおすすめです。
「分数」の学習も後半になると、次のような問題が登場します。
「元の大きさを1/2にして、それを半分にすると、元の大きさの( )になります。」
2年生にとっては、とても難しい問題です。
言葉だけでは理解しにくいので、テープ紙などを使ってチャレンジしてみます。
この時も子どもが自分の手でテープ紙を折って、確認することが大切です。
折ったり広げたりを何度かくり返して、1/2の半分が1/4になることを理解していきます。
そして、「次は1/4を半分に折ったらどうなるかな」と、さらに質問を投げかけます。
すると子どもたちは、1/4のテープ紙をさらに半分に折って、意気揚々と私のところに見せにきます。
このように、算数は手を使って学ぶと理解が深まり、子どもたちも楽しく勉強できます。
手を使って学ぶ実体験型の学びを「ハンズ・オン・ラーニング」(Hands on Learning)と言います。
手で学ぶ。
ご家庭でもお試しください。
【今日の寺子屋】 小学2年生 分数は難しい(2)
前回は、はじめて分数を学ぶ小学2年生の授業をお伝えしました。
分数というのは、1つのものをいくつかに等分したうちのいくつ分かを表す数です。
はじめは、できるだけ身近なものを同じ大きさに分けることで、分数に慣れることが大切です。
子どもの好きなもの、ピザやりんごなど目で見てわかりやすいものを等分するといいでしょう。
もう少し手軽に、子ども自身が何度も分けられる色紙や紙テープなどを使って、等分する感覚を身につけましょう。
小学2年生では、1/2、1/3、1/4など、分子が1(1つ分)になる分数を扱います。
今日はその続きです。
1/2や1/3の意味を理解した子どもたちは、今度は目の前にある数量を1/2の大きさにしたり、1/3の大きさにします。
この学習のポイントは、同じ数ずつ分けることです。
子どもたちは次のような問題にチャレンジします。
「・・・・・・」(6このドット)
「6この1/2の大きさはなんこでしょう。」
子どもは、あまり時間をかけずに1/2の大きさに分けることができます。
でも「15このドットを1/3の大きさにする」などのように、
少し多い数を1/3にするとなると、苦戦する子が増えてきます。
テキストに書いてあるドットを分けるのが難しい場合には、
小さなブロックや積み木を15個用意して、
自分の手で操作しながら1/3の大きさに分けていきます。
子どもが分からないからといってすぐに教えてしまうのではなく、
少しの時間でも「ああでもない、こうでもない」と、
考えさせることが大切です。
この1/2や1/3の大きさにする考えは、やがて3年生で学ぶ「わり算」の素地を作る学習でもあります。
また次回に続きます。