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2024年度千葉県入試への対策「国語」はここに注目 !
すべての教科に通じる“読解力”を強化!
Stage1
共通テストの影響で、会話形式やメモ・ノート形式などで全体像をまとめる問題が全国的に目立つように!
空所補充では、千葉県特有の“当てはまる言葉を自分で考える”問題が高難度となるため語彙力の強化にも力を入れる!
Stage2
古典は複数のテキスト(古文と漢文、古文と鑑賞など)の比較で内容把握をさせる問題が増加!
古典でも読解力が必要に!
Stage3
作文は時事や最新傾向を取り入れた問題が頻出!「資料をふまえて書く」必要があるため、資料の要約を重点的に!
平均点は47.9点、昨年よりも0.2点高くなりました。
2年続けて平均点が40点台の科目は国語だけです。国語が最も得点しにくい科目になっています。
千葉県の公立高校入試の国語は、聞き取り、漢字の読み書き、説明文の読解、小説の読解、古典、200字条件作文など、出題内容が多岐にわたります。他に小問レベルで、漢文の訓読や品詞に識別なども出題され、正に幕の内弁当状態です!
1問目の聞き取り問題は、全科目の最初の問題なので、緊張しないで集中して取り組めるかどうかがカギを握ります。メモを取る練習を重ねて、しっかりと得点したい問題です。
聞き取り問題は、現在では千葉県と青森県、秋田県でしか実施されていませんので、今後はどうなるのか注目されます。
説明文、小説文、古典は難しい設問が多くなっています。特に文章の内容の理解と表現についての問題は難易度が高くなっています。資料の読み取りも含めて、非常に高度な読解力が必要です。
中学3年生になってからでは、これらの問題を解く力はつけられません。
問題を解くためには、目には見えない力として、語彙力や論理力なども大きく関わっています。小学生のうちから取り組みましょう。
最後の200字の条件作文は、取り組める時間が10分程度しかありません。この時間は、問題文と資料を読み取ることを含めての時間ですので、大変厳しくなっています。
普段から身の回りのことや世の中のことに関心を向けて、自分の考えをまとめる練習をしておくことが大切です。また正しく早く資料の読み取る力も必要です。
作文は過去問等で推敲と添削をくり返して、じっくりと取り組みましょう。
得点源になるのは漢字です。9問すべてをできるようにしましょう。
読みは中学生までの範囲、書きは小学生までの範囲ですので、練習すれば必ずできるはずです。
このように出題される問題が様々で、難易度も高い問題が多いので、試験時間が50分では足りない受験生が多くなっています。
対策としては、文字を速く読めるようにすること、確かな読解力をつけることです。
どれも短時間ではできることではないので、中学3年間、できれば小学高学年から時間をかけて取り組みましょう!
成績の良い生徒(2)
前回は、ある生徒の様子をご紹介しました。
今回もその生徒の続きです。
この生徒は、いつも一生懸命で、黙々と勉強します。安定的にコツコツと勉強に取り組む生徒です。
テスト前にドカンと勉強して、普段はそれほどしないというタイプではありません。
この生徒も勉強量がとても多いです。自分からどんどん勉強します。
今回も、用意していたワーク(問題集)を何冊も取り組んでいました。
この生徒に限らず、成績のいい人は、私たちが指示しなくても、たくさん勉強します。
時には、健康が心配になるくらい勉強することもあるので、私はブレーキをかける係です。
中学生で、これほど部活と勉強を両立できるのは、本当にすごいと思います。
成績の良い人は、自立と自律ができています。自分で自分のことを決めて、行動することができます。
YouYouスクールあすみが丘は、勉強したい人がたくさん勉強できる環境を整えています。
勉強したい人がトコトン勉強できるようにサポートしています。
成績の良い生徒(1)
9月から11月は、中学校の定期テストが学校ごとにバラバラにおこなわれます。また、中学3年生は他の学年とも違う日程なので、この2〜3ヶ月間は、常にだれかが定期テスト期間で、テスト対策をずっとやっている感じです。なかなか気が休まらない日が続きます。
今日はある生徒のお話です。
この生徒はテスト前だけでなく、普段から黙々と勉強します。
その生徒の勉強に取り組む様子を見ていて、今回もいい結果が出るのではないかと予想していたら、なんと、点数、順位ともに過去最高の成績でした。
拍手!!
5教科合計480点、学年順位3位。
大人しい性格で、気持ちを前面に出すタイプではないのですが、マスク越しからも喜んでいる様子が伝わってきました。
私も嬉しくなってしまいました。
この生徒の通塾期間は、5〜6年になるでしょうか。小学生の時に引っ越しをして、数年間会えない時期があったので、実際の通塾期間はもっと長いかもしれません。
今度、本人に確認しておきます。
なんせ、私よりしっかりしている子なので。
次回も続きます。
冬期講習の募集をはじめました!
冬期講習の募集が始まりました!
お申込みをお待ちしています!
⛄冬期講習の日程 12月25日(月)~1月6日(土)の間の全8日間。(12月30日~1月3日は除く)
⛄対象学年 小学1年生~中学2年生
⛄事前に受けていただく学力診断テストの日程 12月5日(火)、7日(木)、12日(火)、14日(木)
くわしくは、下記の「2023年 冬期講習のご案内」をクリックしてください。
ご不明な点がございましたら、「お問い合わせフォーム」からご質問をいただくか、お電話でお問い合わせください。
お申込みも「お問い合わせフォーム」又は「お電話」でお願い致します。
【今日の寺子屋】 小学2年生 分数は難しい(3)
皆さんは、はじめて分数を習ったのは何年生の時でしょうか?
私は3年生の時に勉強したような・・・。(たぶん! 遠い記憶すぎて不明)
今から20〜30年前に小学生だった人たちは、4年生で習っていました。
昔は分数を理解するのは難しいとして、3年生や4年生で習っていたのです。
しかし今では、2年生まで下がってきています。
子どもたちが苦戦するのもうなずけますね。
さて、教科書の扱いがほんの少しの2年生の「分数」ですが、この単元は重要な内容が詰まっています。
そのため、表面をサラッと学ぶのではなく、時間をかけてじっくり学習するのがおすすめです。
「分数」の学習も後半になると、次のような問題が登場します。
「元の大きさを1/2にして、それを半分にすると、元の大きさの( )になります。」
2年生にとっては、とても難しい問題です。
言葉だけでは理解しにくいので、テープ紙などを使ってチャレンジしてみます。
この時も子どもが自分の手でテープ紙を折って、確認することが大切です。
折ったり広げたりを何度かくり返して、1/2の半分が1/4になることを理解していきます。
そして、「次は1/4を半分に折ったらどうなるかな」と、さらに質問を投げかけます。
すると子どもたちは、1/4のテープ紙をさらに半分に折って、意気揚々と私のところに見せにきます。
このように、算数は手を使って学ぶと理解が深まり、子どもたちも楽しく勉強できます。
手を使って学ぶ実体験型の学びを「ハンズ・オン・ラーニング」(Hands on Learning)と言います。
手で学ぶ。
ご家庭でもお試しください。