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保護者面談が終わりました
成績が良い子は、準備が早い
成績が良い子は、先のことを見通して、自分の行動を準備しています。
次に何があるのか、そのためには自分はどうすればいいのかを常に予測をしています。
準備するのが苦手な子は、まずは学校の授業の準備から始めるといいでしょう。
学校の授業は毎日あるので、良い練習になります。
まずは自宅で、次の日の時間割に合わせて持ち物を準備するところから始めます。
今日の授業で先生がおっしゃっていたことを思い出したり、連絡帳を確認したりして、明日の準備をします。
毎日の授業では、授業が終わったらすぐに、次の授業で使うものを用意しから休み時間を過ごします。
毎日、毎回これをくり返します。難しいことはありませんが、続けることが大変かもしれません。
でも、これを12年間続けると、準備ができる人になります。
成績が良い子は、所作がていねい
前回のブログでは、成績が良い子の机の上は整っているという話をしました。
今回もそれに通じることですが、成績の良い子は、物事をていねいに取り組みます。
例えばかばんの中からテキストやノートを出すときも、優しさやていねいさがあります。
しかし勉強が苦手な子の中には、テキストなどを机の上に載せるときに大きな音を立てたり、勢い余って筆記用具などを落としてしまったりすることがあります。
所作にていねいさがある子は、勉強もていねいに取り組みます。落ち着いて問題に向き合うので、深く考えることができます。不注意な間違いも少ないように思います。
普段の生活、日常生活をていねいに送ることが、勉強にも良い効果を発揮します。
では、ていねいに生活をするにはどうすればいいのでしょうか。
ポイントは2つあります。一つはその行為に意識を向けること、もう一つはゆっくり行うことです。
例えば、食器棚からコップを取り出すときに、意識を向けながらいつもの半分のスピードでコップを掴んで持って来るようにします。
洋服を畳むときにも、目の前の洋服に意識を集中し、いつもの半分のスピードで畳みます。
常にそのように行動できるといいのですが、初めのうちは忘れてしまって、いつもの行動に戻ってしまいます。
でも、1日の中で1回でも2回でも思い出して行動できるようになると、意識も行動が変わってきます。
お子さんの意識と行動を変えるのは時間もかかり大変なことですが、この方法の効果は絶大です。
成績が良い子は、机の上に今使うものだけを載せる
お子さんがお家で勉強するときの様子をちょっと観察してみてください。机やテーブルの上で勉強しますね。そのときの机やテーブルの上には、何が載っているでしょうか?
今使うものだけが載っているお子さんは、成績が良いお子さんです。
例えば、学校の算数のプリントの宿題に取り組んでいる場合、机の上には算数プリントと筆記用具のみが載っているということです。もしくは、それに加えて算数の教科書とノートぐらいはあってもいいでしょう。
机の上にものが多すぎて机の隅の方で勉強していたり、載っている物の上にプリントやノートを広げて勉強したりする子もいるようですが、そういう状態で勉強しているお子さんは、成績はあまり良くありません。
机の上はその人の頭の中を表すと言われています。机の上が整っているお子さんは、頭の中も整理整頓されています。そのため、勉強している内容も頭の中で整理整頓され、分かりやすいところ収納されるのでしょう。
しかし机の上に物が多いお子さんは、頭の中も散乱しているため、勉強していることを上手く整理して収めることができていないようなのです。
ぜひ一度、お子さんの勉強する様子を観察してみてください。