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年間140冊以上読破
YouYouスクールあすみが丘では、「読書の森」という授業をおこなっています。
このクラスでは、それぞれのお子さんに合わせて、様々な本を読んでいきます。
低学年が読む本は、絵本や児童書が中心です。
1回30分〜50分の授業で、絵本ならば3冊〜5冊くらい読んでしまいます。
週1回に3冊読むお子さんならば、1ヶ月に12冊、1年間で140冊くらい読むことになります。
読書好きなお子さんが年間140冊読むのは、それほど難しいことではありません。
しかし読書が好きではないお子さんにとっては、大変なことです。
「読書の森」のすごいところは、小学低学年ならばだれでも、1年間に140冊くらい読めてしまうところです。
初めは、あまり本が好きではなかったお子さんでも、だんだんと本を読むことが楽しくなってきます。
昨日ご紹介した小学2年生は、すでに絵本は読み終えて、児童書を読んでいる生徒です。絵本でしっかりと読みの土台を作ったので、読む本が児童書に変わっても、まったく抵抗なく読んでいきます。
その結果、1日に100ページ以上も読めるようになるのです。
小学2年生が1日100ページの読書
ただ本を読むだけではないんです!
「読書の森」は、本を読んで終わりではありません。
本の中に出てきた大事な言葉や、様々な表現を専用のワークを使って学びます。本を読んで、せっかく出合った言葉を、知らないまま、分からないままにしてしまうのはもったいない!
本を読んだ後にしっかり確認して、自分のものにしていきます。
知っている言葉を増やす、使える言葉を増やすことが、学力の土台(核)になります。
You-Youスクールあすみが丘の「読書の森」は、一般には「ことばの学校」という名前で、全国で約450教室の学習塾で約1万人の生徒の皆さんに利用されています。
下は「ことばの学校」の紹介動画です。クリックするとYouTubeのショート動画が開きますのでご覧ください。
https://www.youtube.com/shorts/gMdp-1T_xL0
本を1冊丸ごと読む
国語の教科書や問題集に載っている文章は、その作品の全文を掲載しているわけではなく、多くはある一部分を切り取ったところだけが載っています。そのため、掲載されている文章だけでは、作者や筆者が本当に伝えたいことが分かりません。
You-Youスクールあすみが丘では、「読書の森」という授業を20年ほどおこなっています。「読書の森」では、本を1冊丸ごと読みます。
例えば、夏目漱石が書いた「ぼっちゃん」をすべて読んだことはありますか?
「ぼっちゃん」という本の名前は知っている人は多いかもしれませんが、初めから終わりまですべてを読んだことがある人は、それほど多くはないと思います。「坊ちゃん」は今から100年以上前の明治時代の後期に書かれた作品なので、その内容は現在とは色々なことが違っています。小学生にはちょっと難しい内容かもしれませんが、想像力を使ってイメージしながら読んでみてほしいです。
100年前と現在の違いや共通点に気づくと面白いかもしれません。
また、あなたの身近にも坊ちゃんのように正義感の強い人がいるかもしれませんね。
「坊ちゃん」は日本を代表する作品ですので、1度は子どもたちに読んでほしいです。
数とト・モ・ダ・チになる(4)
数とト・モ・ダ・チになる(3)の続きです。(1)(2)(3)を読んでいない方は、先にお読みください。
現在、100ます計算のたし算をやり始めて1か月ほど経ちました。残念ながら夏期講習中は時間が取れずできなかったのですが、早くも目標タイム、目標点をクリアした生徒が出始めています。目標タイムは1分40秒、目標点は100点です。
目標に達した生徒は、次のひき算に入りました。
まだ目標に届いていない生徒も、タイムが短くなってきました。タイムを1分以上短縮した生徒もいます。家庭学習でも取り組んでくる生徒は、目に見えて良くなっています。100ます計算は、練習した分だけ成果が上がるので、生徒が自分の練習の成果を認識しやすいのが特長です。そのため、はじめのうちは家庭学習で取り組まなかった生徒も、練習した分だけ結果が出ることを体験すると、家庭でも自ら取り組むようになってきます。
小学3年生以下の生徒は、50ます計算に取り組み始めました。
ます計算の成果については、またご紹介します。