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ただ本を読むだけではないんです!
「読書の森」は、本を読んで終わりではありません。
本の中に出てきた大事な言葉や、様々な表現を専用のワークを使って学びます。本を読んで、せっかく出合った言葉を、知らないまま、分からないままにしてしまうのはもったいない!
本を読んだ後にしっかり確認して、自分のものにしていきます。
知っている言葉を増やす、使える言葉を増やすことが、学力の土台(核)になります。
You-Youスクールあすみが丘の「読書の森」は、一般には「ことばの学校」という名前で、全国で約450教室の学習塾で約1万人の生徒の皆さんに利用されています。
下は「ことばの学校」の紹介動画です。クリックするとYouTubeのショート動画が開きますのでご覧ください。
https://www.youtube.com/shorts/gMdp-1T_xL0
本を1冊丸ごと読む
国語の教科書や問題集に載っている文章は、その作品の全文を掲載しているわけではなく、多くはある一部分を切り取ったところだけが載っています。そのため、掲載されている文章だけでは、作者や筆者が本当に伝えたいことが分かりません。
You-Youスクールあすみが丘では、「読書の森」という授業を20年ほどおこなっています。「読書の森」では、本を1冊丸ごと読みます。
例えば、夏目漱石が書いた「ぼっちゃん」をすべて読んだことはありますか?
「ぼっちゃん」という本の名前は知っている人は多いかもしれませんが、初めから終わりまですべてを読んだことがある人は、それほど多くはないと思います。「坊ちゃん」は今から100年以上前の明治時代の後期に書かれた作品なので、その内容は現在とは色々なことが違っています。小学生にはちょっと難しい内容かもしれませんが、想像力を使ってイメージしながら読んでみてほしいです。
100年前と現在の違いや共通点に気づくと面白いかもしれません。
また、あなたの身近にも坊ちゃんのように正義感の強い人がいるかもしれませんね。
「坊ちゃん」は日本を代表する作品ですので、1度は子どもたちに読んでほしいです。
数とト・モ・ダ・チになる(4)
数とト・モ・ダ・チになる(3)の続きです。(1)(2)(3)を読んでいない方は、先にお読みください。
現在、100ます計算のたし算をやり始めて1か月ほど経ちました。残念ながら夏期講習中は時間が取れずできなかったのですが、早くも目標タイム、目標点をクリアした生徒が出始めています。目標タイムは1分40秒、目標点は100点です。
目標に達した生徒は、次のひき算に入りました。
まだ目標に届いていない生徒も、タイムが短くなってきました。タイムを1分以上短縮した生徒もいます。家庭学習でも取り組んでくる生徒は、目に見えて良くなっています。100ます計算は、練習した分だけ成果が上がるので、生徒が自分の練習の成果を認識しやすいのが特長です。そのため、はじめのうちは家庭学習で取り組まなかった生徒も、練習した分だけ結果が出ることを体験すると、家庭でも自ら取り組むようになってきます。
小学3年生以下の生徒は、50ます計算に取り組み始めました。
ます計算の成果については、またご紹介します。
数とト・モ・ダ・チになる(3)
数とト・モ・ダ・チになる(2)の続きです。(1)(2)を読んでいない方は、先にお読みください。
計算力がつき数と友だちになってくると、数の性質もだんだんと身についてきます。数の性質とは、その数が持っている特徴です。例えば36の場合、36がどんな数でわり切れるか(約数)、どんな数の積で表せるか(約数同士の積⇒1×36、2×18、3×12、4×9、6×6)、また2つ以上の数について同時に考える場合は、両方(すべて)の数に共通する性質は何か(偶数・奇数、公約数、最大公約数、公倍数、最小公倍数など)ということが、自然に見えてくるようになります。これが、数に対するセンスになります。
計算では、36×25 は 9×(4×25)=9×100 = 900のように筆算をせず、暗算で瞬時に工夫して求められるようになります。分数を小数に直す(5/8=0.625)、分数の約分する(36/54=2/3)、異分母同士の分数を通分する(5/12と7/15の通分は25/60と28/60)など、こうした計算も素早く正確にできるようになります。
そして、小学生のうちに数と友だちになると、中学の数学もつまずくことはありません。
先ほど例に挙げた36×25 は62×52=(6×5)2=302=900のように累乗の計算に変形することもできます。また、X2-10X-56=(X+4)(X-14)のように因数分解の数や文字の組み合わせを瞬時に見つけられたりするなど、数や式をスムーズに変形する能力や感覚が養われてきます。
こうした、数に対するセンスは、算数、数学を学んでいく上でとても大きな武器になります。
数と友だちになっていないと、このような式の変形にかなりの時間がかかり、学習進度が遅くなってしまいます。
小学低学年で習う計算の習熟度が、やがて中学の数学にも影響を及ぼしてくるので、できるだけ早く習熟度を高めていきたいと考えています。
数とト・モ・ダ・チになる(4)へ続く。
公立・私立中高 個別進学相談会 スクールフェア2023
今年も進学イベント「スクールフェア」が開催されます。
千葉県内でおこなわれる今年最後の進学イベントです。まだ志望校が決まっていない受験生や、どの学校を志望するか迷っている受験生は必ず参加しましょう!
日時・・・10月1日(日) 11:00~16:30
会場・・・神田外語大学
参加される場合は、事前にWEBサイトよりお申し込みが必要です!
詳細につきましては、下記のスクールフェア2023の案内をご覧ください。
スクールフェア2023 リーフレット.pdf (1.04MB)



