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英語の学習で多くの中学1年生が最初につまずくのは・・・
英語の学習が難しくなってきました。
まず大変なのが英単語です。
英単語が増えたため、覚えきれない中学生もいるのではないでしょうか。
一方で、昔から中学1年生がつまずきやすい単元があります。
それは「三単現の文」です。
現在形の文で、主語が三人称単数のときに一般動詞の語尾にsやesをつけるというルールです。
毎年、身につけるのに苦労する中学生がいます。
そこで授業では、生徒の頭の中を整理してあげます。
はじめに、英文には主語が6種類あるということを説明します。
単数(1つ、1人) | 複数(2つ以上、2人以上) | |
一人称 | I | we |
二人称 | you | you |
三人称 |
he、she、it |
they |
主語が三人称で単数というのは、6つの主語のうちのたった1つの場合で、とってもレアなケースだとわかります。
三人称単数を除いた他の5つの主語の場合は、動詞の形は変化しません。
これまで学習してきた、主語が一人称(I)や二人称(you)の場合は、動詞は変化しませんでした。
また主語が三人称でも複数の場合も、動詞は変化しません。
主語が一人称、二人称、三人称の場合の英文を書きながら、そうした説明をしてあげると、子どもたちの頭の中は整理されるようで、“あやふやな理解” が “確かな理解” に変わっていきます。
理解できたら、あとは定着させるために練習あるのみです!
中学2年生や3年生でも身についていない場合が見られるので、夏期講習などでしっかり復習しましょう!
教育現場において「ChatGPT」などの生成AIの活用方法
7月4日、文部科学省は「ChatGPT」などの生成AIを小学校や中学校で活用する際の暫定的なガイドラインを公表しました。
子どもたちだけではなく、私たちも含めて生成AIの正しい利用の仕方を早急に学ぶ必要があります。
生成AIの不適切な利用の仕方、適切な利用の仕方は下記の通りです。
・生成AIが作成した各種コンクールの作品やレポート・⼩論⽂などを提出すること
・詩や俳句の創作、⾳楽・美術等の表現・鑑賞など、⼦供の感性や独創性を発揮させたい場⾯や初発の感想を求める場⾯などで、最初から安易に使わせること
・定期考査や⼩テストなどで⼦供達に使わせること
■適切な利用の仕方の例
・グループの考えをまとめたり、アイデアを出す活動の途中段階で、⽣徒同⼠で⼀定の議論やまとめをした上で、⾜りない視点を⾒つけ議論を深める⽬的で活⽤させること
・英会話の相手として利用すること
・⽣成AIを⽤いた⾼度なプログラミングを⾏わせること
教育で生成AIを使用する際には、
・年齢制限や保護者の同意を尊寿しているか確かめること
・個人情報やプライバシーに関係する情報などは入力しないこと
・著作権の侵害につながる使い方はしないことなどを徹底すること
などが重要です。
(上記の生成AIの利用例及び教育で生成AIを使用する際の重要事項については、文部科学省「初等中等教育段階における生成 AI の利用に関する暫定的なガイドライン」より抜粋
中学生の個人面談
千葉県公立高校の学校説明会の日程が発表されました
千葉県教育委員会から県立高校と市立高校の学校見学、学校説明会の日程が発表されました。
県立、市立高校の見学は、中学校を通しての申し込みになりますので、締切日に間に合うようにお申し込みください。
第一志望校がまだ決まっていない場合は、できる限り多くの学校を見学しましょう。
公立高校の志望校は12月頃に決定しますが、そのとき慌てないように公立(県立・市立)・私立を合わせて10校程度は足を運んでください。
毎年、夏頃には考えもつかなかった高校に志望校を変更するケースが見られます。広く柔軟に学校を決めて見学してください。
各高校の日程は千葉県教育委員会のホームページから確認できます。( 令和5年度中学生の一日高校体験入学等実施予定一覧 )
千葉県ホームページ > 教育・文化・スポーツ > 教育・健全育成 > 学校教育 > 魅力ある県立学校づくり > 令和5年度中学生の一日高校体験入学等実施予定一覧
見学、説明会の詳細につきましては、それぞれの高校のホームページに記載がありますのでご覧ください。
来年の千葉県の公立高校入試はどうなるの?
報道により、すでにご存じの方も多いと思いますが、今年度(令和5年度)の千葉県公立高校入試において、多数の採点ミスが発生しました。そのため、来年度(令和6年度)の入試がどのように変わるのか、県教育委員会の対応が注目されています。
先日、千葉県入学者選抜改善検討会議において、来年度の入試について提言がまとまりました。
この提言を踏まえて7月中旬ごろを目処に、県教育委員会から来年度の入試についての発表があるようです。
この提言を読むと、来年度からは「マークシート+デジタル採点方式」になるような印象を受けます。
もし「マークシート+デジタル採点方式」となれば、マークシート解答の割合が気になります。提言には、「記述問題の採点に注力できる」などの記載があるので、記述問題は残る見込みです。注目点は記述問題がどの程度残るのか、またどのような出題形式になるかということでしょう。
茨城県では昨年度入試ではマークシート方式が導入されましたが、国語、社会、数学の平均点が大きく上がってしまいました。今年度は一部に記述問題も復活しましたが、国語は記述問題とは名ばかりで、「〇〇字で抜き出しなさい」という書き抜き問題しか出題されず、「要旨を〇〇字でまとめなさい」のような、受験生の学力を測るための問題はありませんでした。
以前、茨城県の出題は記述問題の割合が多かったのですが、採点ミスが起こりマークシートが導入されました。採点ミスが起こりやすい記述問題の出題に、とても敏感になっているような気がします。
さて、来年の千葉県の入試はどうなるのでしょうか。7月中旬の発表に注目し、またご報告します。
千葉県入学者選抜改善検討会議の提言の内容につきましては、千葉県のホームページよりご覧ください。
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